ワクワク前進!研修講師・組織作りコンサルタント 山崎敏史のブログ

人も組織ももっとのびのび、もっと楽しく、もっと幸せに!

2017年にお客さんが教えてくれた、2018年大切にすること

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2017年の1年間、いろんな組織、見事に多種多様な組織の仕事をさせていただきました。本当に有難いことです。

 

そのいろんな組織から、ぼく自身もたくさんのことを学ばせてもらったのですが、とりわけ、はっきりとわかったことがひとつ有ります。

 

それは、社員・スタッフ個々の良さや強みにフォーカスする習慣を持つ会社は、伸びている!ということです。

 

もちろん、そうでない会社は伸びない、ということでは決してありませんよ。
人の弱みを大きく扱う組織でも、アメとムチで上手に人を動かして、業績を上げている会社もたくさんありますから。

 

ただ、結果として同じように業績は伸ばしていても、組織の空気がまったく違う。だから顧客への影響度も違ってくる。ましてやそこにいる社員・スタッフへの影響は…その差は甚大です。

 

人の強みや良い所にフォーカスする会社は、もっと顧客を喜ばせよう!たくさんの顧客に価値を提供しよう!と、開いた未来を見ています。未来に価値を創りだすために、可能性を探し出します。

 

リーダー研修で関わらせてもらっているG社さん、社長以下約20名のリーダーが集まって毎回喧々諤々議論します。議論がとにかくポジティブで、問題を抱えているスタッフについても、「彼のここが問題だ!」ではなく、その人を活かすにはどんな関わりができるだろう?という議論にいつもなるのです。

業績もどんどん伸び、新規事業も生まれています。全員参加する海外研修の写真、イキイキとしたみなさんの笑顔がとっても素敵です!

 

一方、人の弱み・足りない部分にフォーカスする組織は、「君のここが悪いからこういう問題が起きているんだ!」ということになり、活かすことよりも会社の指示命令通りに動かそうとし、社員を監視・管理します。

 

管理されることに慣れていくと、人はどんどん考えなくなります。そして考えない集団が目先の結果だけを追い求めるようになると、世の中の変化に置いてきぼりにされる…

暗い話題が多い会社は見事にこっち。
2017年に起きた多くの大企業の不祥事って、実はここが根っこなのではないか、とさえ思います。

 

クライアントにはっきりと示してもらった、人の強みを見て人を活かすことの大切さ。

 

今年はここを基盤に、個人と組織が幸せになることに、さらに全力で向っていきます!