ワクワク前進!研修講師・組織作りコンサルタント 山崎敏史のブログ

人も組織ももっとのびのび、もっと楽しく、もっと幸せに!

「枠組」を決めつけていないか?

こんにちは。山﨑です。

先日知り合った方に勧められた本を読んでいます。

『村田昭治のマーケティング・ハート

ー学ぶことのたのしさー』

読んでワクワクする本で、

勧めていただいたことに感謝です。

読んでいて、ハッとしたことが!!

国鉄はなぜ赤字になったか、ということが

書かれていました。

村田先生は次のように仰っています。

「インダストリー・オブ・レイルロード」

国鉄が自身を規定したから。

もしも国鉄が自身を、

「インダストリー・オブ・トランスポーテーション」

としていたら、いち早く「国鉄」という航空会社ができていたろう。

国鉄」という名の最強の宅配便もできていたろう。

なにせ日本全国に集配地を張り巡らせているのだから。

それができなかったのは、

ビジョンがなかった、

考えにゆとりがなかった、

枠にはまっていたから、と。

「ソフト・インテリジェンスの有無」という

言葉を使われてます。

「列車を定刻通りに走らせることが

私たちの仕事」、と捉えるか、

「人やモノを行きたい、送りたい先に届け、

お客さんの期待・希望を満たすこと」、と捉えるか。

前者と後者では、「やれること」の範囲が

全く違ってきます。

自分自身やいろんな会社を思い浮かべると

見事にこれが当てはまるのです!

ビジョンがある会社は、枠組みが広くてゆるいです。

考える、やってみる、という感覚を

経営者も社員も持っています。

そうじゃない会社は、、、

「私たちの仕事は『ここからここまで』!」

という狭くてガチガチの枠組みがある。

だから新しい手が浮かばない。

困った時こそ、先のビジョンを見る!

そこから、ビジョンに到達する手段を考えてみる。

ゆとりを持って、自分の枠組みを

感じられるようになるといいですよね。

そのほうが活き活きと仕事ができる、

間違いありません!