ワクワク前進!研修講師・組織作りコンサルタント 山崎敏史のブログ

人も組織ももっとのびのび、もっと楽しく、もっと幸せに!

探偵ってこんな人?

こんにちは。山崎です。

先日、探偵の仕事をされている方と

食事をする機会がありました。

あなたは探偵というと、

どんな方を想像しますか?

僕のイメージは、

ちょっとワイルドで、

探偵物語松田優作のような…古すぎ!

あそこまでいかなくても、

ちょっと取っ付きにくいというか、

そういう印象を与える人、

そんなイメージだったのです。

お会いしたその探偵Aさんは、

パリっとした白ワイシャツ、

ネイビーのきちんとしたスーツと、

紺に小さなドットのネクタイ、

髪は七三できっちりとアップ。

爽やかで清潔感があって、

ビジネスマンのお手本のような

身なりの方でした。

そして話をしても、

常に笑顔で、控えめで、

折り目正しい話し方をされ、

相手の話もすばらしくしっかりと

聞かれるのです。

高額な商品やサービスを扱う

トップ営業マンとか

ホテルマンといったイメージ!

そしてお話しをお伺いすると・・・

仕事の一番の肝は、

依頼者との信頼関係を築く

最初のカウンセリング、

だそうなのです。

依頼者・お客様は、

ほとんどの場合、悩みや苦しみを持って

話をしに来る。

お客様の話をきちんと受け止め、

適切な提案をしてコンセンサスをつくり、

そしてお客さんが

悩み・苦しみを抜け出せるように

依頼された仕事をしていく、

のだそうです。

話を聞いていると、

カウンセラーやセラピストのようで、

信頼の関係性をつくることが

ほぼすべて、という感じでした。

『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』

僕が20代の時にベストセラーになった本。

「礼儀正しさにまさる攻撃力はない」

という章のなかで、

「人が身につける特質のなかで、

第一に威力を持つのは、もちろん知識だが、

第二は正しいマナーである。

(中略)

ところがそれを注意すべき、

あるいは改善すべきものとして

真剣に考える人はめったにいない。」

とありました。

研修屋、講師としての仕事を

させていただくなかで、

少しだけ薄れていた意識だったかなあ~。

「礼儀正しさにまさる攻撃力はない」

人との関わり、行動、

しっかり確認しなおさねば、

探偵のAさんから気づきをいただきました!

読んでいただきありがとうございました。