ワクワク前進!研修講師・組織作りコンサルタント 山崎敏史のブログ

人も組織ももっとのびのび、もっと楽しく、もっと幸せに!

決まり手の型

こんにちは。

大関魁皇浅香山親方

本を読みました。

1047勝という現役最多の

勝利数を持つ魁皇ですが、

入門は若貴、曙と同期で、

注目度は低かったそうです。

そして問題は「相撲ぎらい」。

「内臓検査で不合格になれば

地元に戻れるだろう」

とまで祈るほど入門を嫌がっていたそうです。

入門後なんと部屋を脱走までしています!

この魁皇関は、

現役最多勝利数だけでなく、

幕内在位107場所(歴代1位)

大関在位65場所(歴代1位タイ)

という記録も打ち立てています。

若貴、曙に挟まれた魁皇は、

目立たないが息の長い

相撲取りになることを目指したそうです。

歴代1位の勝利数

幕内在位歴代1位を実現できた原動力は、

「決まり手の絶対の型」を持つこと。

この型になれば、必ず勝つ

というイメージが湧くまで練習を重ね、

引退するまでこの型を磨き続けたそうです。

左四つ右上手が絶対の形、

そして豪快な上手投げ。

脱走するほど嫌な仕事だったが、

それを23年間続け、

記録にも記憶にも残る仕事を

成し遂げた背景にあった、

「決まり手の型」・・・

考えさせられました。

これって、全てに通じますよね。

当社の決まり手の型は何だろう?

僕の決まり手の型は何だろう?

みなさんの決まり手の型はなんでしょうか?

この「型」は、ビジネスなら

「絶対の売り」です。

この「絶対の売り」をはっきりさせて、

磨き続ける努力、

ここに尽きるかもしれない!

個人も組織も同様です。

私の型はなにか?

その型をどう磨いて

幸せに過ごしていくか。。

そしてここに取り組む時、

大切なことが、

「自分の強み」。

これを目の前に出して

整理することから、

始めてみる必要ありですね。

魁皇は対戦相手の腕や肘を

破壊するほどの、腕の怪力を

持っていたそうです。

肉体の「強み」を型に繋げたのです。

私の、組織の強みはなんで、

そこをどう強固な型に繋げるか?

それをはっきりさせて取り組むことで

個人も組織も、

幸せにやっていけそうですね。

今日もいい時間を過ごしましょう!