ワクワク前進!研修講師・組織作りコンサルタント 山崎敏史のブログ

人も組織ももっとのびのび、もっと楽しく、もっと幸せに!

「聞いてくれる人」をみつける

こんにちは。

研修を実施する会社の社員さんと

事前に面談を実施させて

もらうことがあります。

その組織やチームにより適切な

内容にするためです。

昨日もある会社で

社員さんお二人と話をしました。

仕事でも、個人の勉強でも、

やりたいことを実現できるように

応援してくれる

会社の風土があるとのこと。

挑戦したいプロジェクトを

担当したい!と手をあげたら、

担当できるように

配慮・調整をしてくれたり、

勉強しよう、能力を高めよう、

とする人を、徹底的に

応援する風土があるのです。

仕事とは関係ない

資格試験だったとしても

試験直前は休みが取れたり、

チームのメンバーが仕事を分担して

くれて支えてくれる。

そんな会社だそうです。

すばらしい会社です!

その前に社長のインタビューを

していたのですが、

社長のビジョンが

きっちりと社員に伝わっていて、

社員の口から同じ言葉が

出てくる・・・。

感動しました!

そしてさらに話を進めていくと、

Aさんから、こんなことも出てきました。

「もっと◯◯すればいいのに!」

「◯◯したいのにできない!」

「◯◯と△△に認識のズレがある!」

などなど、一方では、

不満も生まれているわけですね。

なるほどな~と思いました。

ある面ですばらしいチーム作りが

されていたとしても、

メンバー同士の頭の中が

100%共有されることは、

残念ながら、ほぼない。

これを放っておくと、

間違った解釈が生まれ、

ゴシップが発生し、

関係性にヒビができる。

あるいは、

チームに対する、仕事に対する

モチベーションが下がり、

パフォーマンスが落ちる。

どう解決していくか。

全体に対する働きかけはもちろん

いろいろありますが

その前に、

まずAさんがいい状態で日々を

過ごすためには、

「話を聞いてくれる人」

を見つけることをお勧めしました。

Aさんにあるストレスや

言いたい文句や鬱憤を

全部出して話せる相手、です。

体に溜まっているネガティブなものが

聞いてもらうことで

体から外に出るのですから

こんな楽な解消法はないですよ。

もう一つ。

言葉のかたまりにして外に出すことで、

自分が思ったこと・言葉にしたことを、

客観的に見れるようになります。

自分で口にしておきながら、、

「あれ?◯◯さんって、

本当にそうなのだろうか?」って

感じたこと、

みなさんはないですか?

聞いてもらう時、

相手にこんな依頼を

するといいです。

「ただ真剣に聞いて欲しい。」と。

そして、意見・感想なしで、

最後に

「わかった。」

で終わらせて、と。

相手の意見をもらうよりも、

ただ聞いてもらうことで

問題が解消する!

「聞く」パワー、

恐るべしですね。

3月が終わります。

いい締めくくりをしましょう!