ワクワク前進!研修講師・組織作りコンサルタント 山崎敏史のブログ

人も組織ももっとのびのび、もっと楽しく、もっと幸せに!

“常識”をわきまえろ!?

こんにちは。

先日、僕も入っている

FBのグループメッセージで

起こった出来事。

夜11:00過ぎに主催者から

翌日のイベントのお知らせ、

最終確認のメッセージを

いただいたのです。

「わざわざありがとうございます!」と

僕はメッセージを返しました。

それ以外の参加者も、

次々に感謝のコメントやスタンプを

返していたのですね。

事が起きたのはその時でした。

「深夜にうるさい!!!」

僕は、えっ??と思っていたら、

たて続けに同じAさんから、

「常識なさすぎだ!」

「うるさい」

「ふざけるな」 と。。。

考えさせられました。

Aさんにとっては、

夜11:00過ぎのメッセージのやりとりは

「非常識」のことなのです。

そして僕にとっては、

おそらくメッセージを返していた

他の人にとっても、

「常識」の範囲内のことなのです。

僕は逆にこの時間の方が

反応することができて

ありがたいくらいです。。。

おかげで、常識について

考えることができました。

「そんなことは常識だろう!」

こんな言葉、

みなさんの周りでは聞きませんか?

育ってきた環境やこれまでしてきた経験、

自分が過ごしてきた地域の文化、

これによって「常識」は決まります。

夜11:00過ぎのメッセージに

腹を立てた人は、

11:00過ぎに普通に仕事をすることなど

考えられない環境で

過ごしてこられたのでしょうね。

そして一方で、

11:00過ぎても時には日が変わっても

メールで仕事の連絡を

バンバンしている人たちもいます。

ここでそれぞれの「常識」が

ぶつかり合う。。。^^;

どう対処しましょうか?

自分の常識を相手に押し付ける前に、

相手の常識も尊重してみたらどうでしょう?

だって、そもそも「違う」のですから…

相手の常識を尊重して関わると

解決法も見えてくるかも。

今回の場合は、

違いをわかっていただけるようお伝えして、

夜遅いメッセージが嫌な人には、

通知をオフにすることをお願いする。

これを理解してもらえれば、

両方の異なる「常識」を

クリアすることができますよね。

たくさんの組織で、

常識のぶつかり合いが

起きているんだろうな~と思います。

「そんなの常識だろう!!」

と後輩を叱る前に、

後輩がどう考えているのかを

しっかり聞いてみてはどうでしょう?

自分が常識としていること、

どんな背景から生まれている常識なのか、

考えてみてはどうでしょう?

組織に新たに入ってくる人は、

その組織の常識は知りません。

あなたが経験してきた常識とは

別の常識を持っています。

正しい・間違っている、の前に、

自分の常識を疑ってみると、

前に進むヒントが

出てくるかもしれませんね(^^)

考えてみると、

世の中の多くの「対立」は

ここから起こっているかも

しれませんね。。。

今日から6月です!

1日しっかり過ごしましょうねー!