ワクワク前進!研修講師・組織作りコンサルタント 山崎敏史のブログ

人も組織ももっとのびのび、もっと楽しく、もっと幸せに!

過去と未来は、非連続だ。

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Tくん、49才、大学時代の同級生です。
その彼が、ずっと勤めた会社を辞めて、
お店を開きました。

先日東京に出張の日、僕は店に行ってきました。
彼はその日は休みだったのに、
わざわざ出てきてくれて、
お客として一緒にカウンターに座ったんです(^^)

なんせ大学卒業以来、26年ぶりの再会、
昔話に花が咲く…昔一緒にバカやっていた時の
ことで盛り上がりまくりです!!

他ではなかなか飲めない、美味しいお酒と、
シェフの素敵な料理、楽しい話、最高でした。

 

Tくんは、去年まで、
誰もが名前を聞いたことのある、
外資外資系企業で仕事をしていたんです。

50才手前で、なぜ彼は全然畑違いの
飲食店オーナーになったのだろう?

 

僕は聞きたかったことを質問しました。
「どうしてD社を辞めてこの店をやることにしたの?」
彼はこんなふうに答えてくれました。

 

60才を過ぎた自分を考えた時に、
自分がいきいきと仕事ができていて、
人に喜んでもらえているだろうか?

このことを考えた時、
D社で仕事をし続けているのは違うかも、
と思い出した。

そして自分が好きなこのお酒に携わって
お客さんにも喜んでもらえて、
たくさんの人とこの良さを共有できたら、
自分はイキイキできているに違いない。

 

東京のあの場所に、あの大きさの店を、
内装からすべて・・・。相当な金額です・・・。

私はどうありたい?どう生きたい?

自分に質問し続けた結果、
彼は自分の素直な気持ちに従って、
これまで以上の充実した人生にする
その可能性を開いたんだなあ、
そんなことを思いました。

ビジネスマンとして20数年、
それとは全く畑ちがいの飲食店経営、
そこも聞いてみたんです。

Tさんは一言、
「勉強すればいいんじゃない?」
素晴らしい!と思いました。

 

こうありたい、という人生を作るためなら、
お金は制約条件にはならない(稼げば良い!)、
知識や技術が足りないなら、学べば良い。

自分はこれまでこう生きてきたから、
これからも・・・

過去と未来はあたかも繋がっていると
する人も多いと思います。

僕は思います。
過去と未来は非連続でもOKだと。

そして、「自分はどうありたい?」
自分へのこの質問は
投げかけ続けようと思いました。

改めて気付かせてくれて、
とっても美味しい楽しい時間をくれた
Tくんに感謝です!

次回の出張の時も必ず行きます(^^)