コミュニケーションを諦めない！

今日は、お客様B社の全社会議に
参加しました。

経営方針の全員での共有、
新たな制度の説明とコンセンサス作りを
目的とした会議です。

社長の思いが、会社の歴史と合わせて
社長の口から語られ、
株式を上場するという
明確な方向性が示されました。

なんのために上場をめざすのか、
社長の言葉で丁寧に社員に向けて
話されました。

そして、上場に向けての動きとなれば
当然社員にも負荷がかかってきます。

売上・利益はもちろんですが、
社内の人事制度その他もろもろ、
すべて上場基準にしなければ
ならないわけです。

社内のメンバー全員が
同じベクトルで進む必要がある、

全員のコンセンサスの形成を目指した
重要な会議だったわけです。

社長の話の後、
メンバーからの質問コーナーと
なりました。

全員の場では聞きにくい…
こんな事聞いていいのか…
この質問をすることで、
社長にどう思われるだろう…

挙手の質問では、
社員の自由な発言にブロックがかかる、
と社長は考えたのです。

全員が紙に無記名で書いて提出し、
社外の第三者が質問をセレクトして
社長に投げかける、という
形を作ったのですね。

そして質問を書いた紙も即廃棄。

社員からは、異論や、人事制度への反論、
社長の方針への否定的な意見、
出るわ出るわ！！

そして、質問者のわからない
それらの質問に対して、
丁寧に一つ一つ社長は応えたのです。

私がこの社長の立場だったら、
多分、キレてます（笑）

もちろんそれですべてが共有、
とはなりません。

でも、会社の会議でここまでやる！

すばらしいことじゃないでしょうか？

同じ目的に向うために、
コミュニケーションを諦めない、
あり方、勉強させていただきました。

社員を絶対的に尊重する、
これはもう「覚悟」のレベルだと思います。

こういう経営者の元で仕事ができる人は
ほんとに幸せなことだな～と。

私も頑張ります！
日々修行です(^^)