人を動かすすごい心理学???
ビジネス誌を読んでいると、頻繁にこんな特集が組まれています。
「言い方、聞き方、すぐに役立つ毎日がラクになる」
という言葉が表紙に踊っています…
こういう企画が頻繁に組まれるということは、
この手のことを書くと雑誌が売れるということ。
裏を返すと、
上司・部下、他者とコミュニケーションを取る、
他者を動かす、
こういうことに悩みを抱えている人が尽きないということです。
ぼくも興味のあるテーマなので、
こういうのは買って勉強したくなります。
でも読むたびに思うのは、
「前にもどっかで読んだなあ〜」
「こんなことで本当にうまくいくの?」
ということ。
この内容を読んで、思うように人を動かせるなら、
この手の特集が次々に出てくるはずがなく、
やっぱり読んでマネしても、上手くはいかないのですね。
(それ以前にマネもせずに読んでおしまいとなっているわけで…)
人心掌握のための必読書としてこの雑誌の中で紹介されていたのが、
『人を動かす』D・カーネギー
この雑誌を買って読む人なら、もう読んでるはずですよ…
そして、、、残念ながらできていないのです。
もちろん、スキルは大事です。
丁寧に聞いてあげたほうがいいし、上手に褒めた方がいい。
笑顔で穏やかに話をすることも、間違いなく大事です。
でも残念ながら「スキル」ではないのです。
スキルに走れば走るほど、
動かしたいと思っている他者はますます動かなくなります。
動いて欲しい目の前の相手のことを本気で考えているか?
動いて欲しいのは、相手のためか?自分のためか?
スキルではなく、この部分。
他者と向き合う自分自身のあり方が問われているのです。
これまでの人生で、その人に叱られると嬉しくなる上司や先輩は
いませんでしたか?
この部分ではないでしょうか。
そんな上司や先輩に自分はなっているだろうか?
そうなるためには自分に何が必要だろう、
自分は何ができるだろう?
こんなことを自分に問い続けること、
自分の問題として捉え、何度も問い続けることなんだと思います。
ぼくも日々修行です。。。
頑張りましょう!!