ワクワク前進!研修講師・組織作りコンサルタント 山崎敏史のブログ

人も組織ももっとのびのび、もっと楽しく、もっと幸せに!

スタバは気づきが豊富だな!

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スターバックス、好きな場所のひとつです。

たまにはゆっくりと気楽な本をコーヒーと。。なんて
思いつつ、あんまり余裕のない日々です。

数日前、あるスタバの店で打合せをしてました。

すごいなあ…と思うことが、いくつもありました。


店内のあちこちにさりげなくはられている
ポスターやPOP、ボードの数々。

必ずどこかに興味がひかれるものがある!

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なんてことはない、手描きのカレンダーです。

でもそこに吹き出しでイベントや、お得情報や、
お祭りのことなんかがあると、気分がちょっと変わります。

見ていて、なんか楽しいのです。


その「ちょっと」の積み重ねが、次回また自然と足が向く
ことにつながるわけですね。


そして、ビジネスにつながるかも!
のようなヒントを感じたりもするわけです。

その店は、高校生・大学生の一人利用も結構多くて、
そのほとんどは、勉強か、PCを使って作業してます。


先日ある方に聞いたのですが、
最近、高校生が勉強場所としてカラオケボックス
使うそうです。図書館ではなくて^^;
ジュース1杯で昼間は何時間でもOK。
確かに使い勝手いいかも。


スタバにいく子、カラオケボックスにいく子、
同じ目的で。。

いわゆる「サードプレイス」ビジネス。
まだいろんなものがありそうですよね。


そして、「ヤラれた!」とその日思ったこと。

そこのスタバは、なんとその地域のお祭に
出展するのだそうです。

そのお祭りの主催者がよくそのスタバで打合せをする、
そうこうしているうちに店長と声を交わすようになり、
お祭りへの協力を依頼したところ…
なんと店を出すことで協力する、、、と!

お祭りの打合せの会議には、コーヒーの差し入れなども
されているそうです。

スターバックスがわざわざ地域に入り込み、
名前を売らなくたって集客はできるだろうし、
むしろ地域の小さなお祭りに出店しているより、
店でしっかり営業したほうが売上もあがるはず。

でもそうではない。
スターバックスのそこのお店は
自ら地域に入り込み、地域の人たちに、
自分たちが提供できる価値を出し惜しみすることなく
出していく。

「先出しジャンケン」ですよ。

まずは自分たちから価値を提供する。

これをやる店長も会社も、そこにパワーとお金を
積極的にかける、という判断がすごい。。。

 

集客に困っているお店は、
どうやってお客さんに選んでもらおうか、
どうやって客を増やし売上を上げようか考えます。

視点を少しずらして、お客様とどんな関係になりたいか、
そこに向けて自分ができることは何か?

 

こんなところが大事なんだろうなあと、
リアルなスタバのお店で考えさせられました。

「自分が先にできる価値の提供はなにか?」

ぼくも忘れずに毎日考えます(^^)