イクボスもただのマネジャーも一緒なんですって!
イクボスアワードってものがあるらしく、
世の中はなんでもアワードだな(笑) と思いながら、
どんな特別な人がイクボスアワードに選ばれているのか、自分の過去への反省も大きくて(笑)
まあなにはともあれ読んでみました。
毎日子どもの送り迎えをし、仕事の成果も出す部長ってどんなヒト?〜イクボスアワード受賞 P&G鷲田さんの働き方革命 - くらしと仕事
みなさんどんな感想持ちました?
最初はね、ぼくも、そりゃあP&Gだからできることでしょ~!
なんて思いながら読んでいたんですよ。
でもね、途中から、あれっ??ってなってくるわけです。
このイクボスに選ばれた人が言っていることって、なにか普通と違う特別のことってありました?
そうなんです!なんにも特別なことはないんです。
チームのリーダーとしてやるべきことをきちんとやっているだけってこと。
この人、チームにいる一人ひとりを活かして、持っている力を発揮させ、チーム総体として出すべき成果を出しているだけなんですよ!
ほら。普通のマネジャーがやることと一緒じゃないですか!
いや、お互いの強みを活かしてチームで成果を出すっていうのは、なにもマネジャーだけがやることではなくて、組織で働く全員が考えてやるべきことですよね。
組織にいるすべての人がやるべきことです。
このイクボスの人は、それをきっちりやっている、っていうだけの話なのですね。
ここでさらに気づくことがあります。
でも多くのマネジャーがイクボスになれないのはどうしてだろう?
どうしていつまでたっても組織の中で病んでしまう人がいるんだろう?
なぜ優秀な若手が辞めていくんだろう?
この答えが、このイクボスの記事です!ってこと。
①一人ひとり違う人と認識する
②信じて待つ
③言葉をつくす
④仕事の意味背景を伝える
⑤一人ひとりを輝かせる
ひとつにまとめると、
徹底的に言葉によるコミュニケーション、をとるってことです。
決してイクボスじゃなかったぼくがいうのもなんですが、
この「徹底的な言葉によるコミュニケーション」をおこたっているから、組織に問題が起きている、ということです。
きのう研修をやらせてもらった会社も、今日コンサルに行った会社も、社内の問題を解消したい、社員を活かしたい、と考えています。
研修に参加いただいたみなさんも、もっとチームを良くしたいと思っているんです。
でも、問題がいつまでたっても問題であり続けていたり人が痛むのは、①から⑤、どれかが絶対に引っかかっているからです。
まずここを振り返ってみるのはどうでしょう?
こういう人もいると思います。
「いやいや、山崎の言うことはわかるけど、わかっているんだけどできないんだよっ!!」
そうですよね〜。わかります。
そしてそこが本当の問題だったりします。
わかっているんだけどできない…
これについては、また書きますね。
ぼくも、自分自身のコミュニケーションを深く反省しつつ。。。
みなさん、頑張りましょう!!