ワクワク前進!研修講師・組織作りコンサルタント 山崎敏史のブログ

人も組織ももっとのびのび、もっと楽しく、もっと幸せに!

車掌さん、頑張り続けてください!!

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旭川での仕事、移動は毎回JRの特急を利用させてもらってます。

先日、旭川に到着する時のこと。

特急が到着する時、ホームに入る直前に車掌さんのアナウンスがありますよね。

「◯◯行きは3番線から10時25分の発車で〜す。本日は〜JR北海道をご利用いただき、ありがとうございました〜 まもなく〜4番線に到着します〜」っていうやつ。

普通はこれで終わりのはず。ところが、先日のアナウンス、

本日はJR北海道をご利用いただきありがとうございました〜まもなく4番線に到着しますー・・・
『ありがとうございましたー!!』」

って、車掌さん言ったのです!

あれっ??
こんな気持ちのいい挨拶、最後についてたっけ?
いや、こんなこと言わない。

そう、これはその車掌さんの工夫、思いなんですよ。

そういえば、切符を見にきた時も、この車掌さんすごくいい笑顔で対応していました。
語尾が上がる、体育会の挨拶のような「ありがごうございましたー!!」
これはたぶん、その車掌さんの乗客への思いだったんだろうなあと。
本気でやる気で仕事をしている人なんだろうなあと思いました。

驚きと同時に、ちょっと感動しました。

そうか、どんな組織にもこうやって思いを持って一所懸命仕事をしている人がいるんだ、そんなことを感じたわけです。

こういうやる気のある人が、やる気を持ち続け、頑張り続けられる組織が増えるといいなあと、心から思います。

それと、どんな環境であったとしても周りの人がどうであっても、周りの理解が得られなかったとしても、自分の仕事への思い、やる気を持ち続けていくことの大切さを思いました。

少なくとも、ぼくは彼のファンになりました。また乗った電車で彼が車掌でいると嬉しいなあと思いますもの。

おそらく彼は車掌として勤務するたびに、ぼくのようなファンを1人2人と増やしているはず。
会社全体で考えればとっても緩やかな小さすぎる変化かも知れません。でもこれが積もれば、JR北海道を応援したい!と思う利用者は増えます。そして、「俺も彼のように頑張ろう!」と思う同僚だって出て来ることでしょう。

大きな組織が変化する、会社が変わる、どんな大きな動きも、すべてはどこかで誰かが動き出すから始まるわけです。
車掌さん、頑張り続けてください!!

帰りの特急は、
本日は〜JR北海道をご利用いただき、ありがとうございました〜 まもなく〜4番線に到着します〜」普通でした。
なんの仕事も人です。人のやる気、これ以外ない!

ぼくも頑張ろう!と思わせてくれた車掌さんでした。