相手に届く言葉、届かない言葉
オフィスの近くのセブン-イレブン、多分週に10回は立ち寄ってます。
そこで先日あったこと。
レジ待ちで指定の並ぶラインに並び待っていて、次がぼくの時、レジ前に横から来たお客さんがサッと入っちゃったのですよ。
いやいやちょっと待ってよ〜結構待ってたのに!!って感情が動きました。
結構あるんです。このお店でこのパターン。
なもので、自分のレジの番になった時に、
「ああいうお客さん、きちんと注意してもらえるといいと思うんです」
とレジのスタッフさんに伝えたんです。
するとそのスタッフさん、
「申し訳ございません。ほんとに申し訳ございません!!」
いやいや別に謝って欲しいわけじゃないんですけど…
「申し訳ございません。申し訳ございません!」
いや、そうじゃなくて…
「申し訳ございません」
別に怒ってるわけでも、クレームってわけでもなく、
ただお願いをしただけなんだけど…
そのスタッフさんから出た言葉は、
「申し訳ございません」
この言葉だけ、こちらの顔も見ることなくこの連呼だけ!
とっても虚しくなっちゃいました。
「気づきませんでした。今後気をつけます。」でいいじゃない。
なぜ「申し訳ございません」の連呼?怒ってもいないのに?!
セブンのマニュアルは知らないからなんとも言えませんし、店員さんが外国人だったら、そういう教育もなんとなくわかるんだけど、どうなんだろうな〜って思いましたよ。
相手に届く言葉と届かない言葉があります。
「思い」がそれを分けるんだと思うんです。
思いって、それを言う人の「思い」であって、同時に相手への「思い」でもあります。
それがあれば、届く可能性が高く、ないとほとんど届かない。
思いの乗らない言葉はただの「情報」。その言葉が相手の気持ちを動かすことはありません。
言葉=思い
上層部の指示をスタッフにただ伝達するだけのマネージャーと、自分の思いを乗せ、自分自身の言葉としてスタッフに届けようとするマネージャー。
ただ情報を伝達するだけの先生と、自分の思いで生徒の人生を後押ししようとする先生。
生まれる結果は全然違うものになることははっきりしています!
人前で言葉を使う仕事をさせてもらっています。
明日もたくさんの人とご一緒します。
なんのためにその言葉を使うのか、自分の思いをどんな言葉で届けるのか。
そして聴いてくれる人への思いは。
しっかりそこに立ちきって、明日も頑張ります!!!