ワクワク前進!研修講師・組織作りコンサルタント 山崎敏史のブログ

人も組織ももっとのびのび、もっと楽しく、もっと幸せに!

「困っている」と言ってしまおう!

こんにちは。

仕事は順調に進んでいますか?

あなたの大切なテーマや課題に向かって

前進していますでしょうか?

生活し仕事をしていると、

日々悩みや困ったことが起きてきます。

・与えられた課題が大変だ。。

・部下といい関係が作れない。

 それどころか信頼されていないのかも??

・チームの売上が上がらず、結果が出ない。

ほんとに日々いろんな悩みに出くわしますよね~。

もしあなたがチームのリーダーとして、

こういった状況の時、

あなたの行動パターンはどうでしょうか?

A 誰にも言うことなくじっとこらえながら、

ひとつひとつのテーマに取り組み続ける。

B 困っていること、悩んでいることを

メンバーや部下に伝えて相談する。

Aを選ぶ人がかなり多い、

特に、部長・課長といった人たちに

Aが多いのだと推測します。

日本人のメンタリティもそれっぽいですし。

あるお客様(Aさん)との話で

こんな話が出てきました。

部下が動かず、業績も上がらず困っている、

年度末がもうすぐだというのに、

どうしたら・・・、というのです。

「その事、部下のみなさんに話しました?」

とお聞きすると、

「話せるわけがないだろう!」と。

聞くと、彼は周囲からもやり手の部長、と見られ、

自分でも

「恐い上司でここまで来た私が

弱みなど見せることはできない!!」と。

お気持ちはわかるのです。よーく。

でもなあ~、と思うのです。

「自己開示」という言葉があります。

自分の弱みを隠すことなく言葉にして相手に伝える。

先ほどのお客様に聞いてみました。

「Aさんは、これまで自己開示をして、

後悔したことはありますか?

何か問題が起きたことはありますか?」

Aさん「特にはないよ。でもね。」

私「抱えている課題を解決することと、

あなたの弱みを部下に見せないこと。

どっちがあなたにとって大事ですか?」

Aさんはどう答えたでしょう?

みなさんがAさんの部下だったらどうでしょう?

部署の課題について、

特に困っていることについて、

正直にそれを伝え相談してくれる上司と、

一切伝えてくれることなく、

自分で解決しようとする上司、

部下のあなたはどちらの上司だと

やる気があがりますか?

「困っている!」

と伝えてみては如何でしょう?

一緒に考えてみてはどうでしょう?

僕もかつて、とっても苦手でした。

カッコ悪いと思ってました。

見栄っ張りでしたからガーン

でも、最後に自分も幸せになり、

周りの人も幸せになる可能性が高いのは、

どっちなのか?

人の強み・弱みは、さまざまです。

いろんな強みが集まって

チームが出来ています。

それぞれの強みをどんどん生かすためにも、

弱みはカバーしあえばいいのです。

オープンに自己開示できる人、

前進のスピードが全然違う気がします。

今日も読んでいただきありがとうございました。