ワクワク前進!研修講師・組織作りコンサルタント 山崎敏史のブログ

人も組織ももっとのびのび、もっと楽しく、もっと幸せに!

いいも悪いもないのです

「セッション」という映画を見ました。

セッション

プロのジャズドラマーを目指して

音楽院に通う青年と、

青年の才能を開花させようと

指導する教師の話です。

そのやりとりを

「セッション」

と表現しているのですが、

その指導といったら・・・。

セッション、どころではなく、

緊迫感がありすぎです!

教師の思い通りに叩けなければ、

蔑み、罵詈雑言を浴びせ、

すぐに他者と交代させられ、

物をぶつけ・・・。

体罰などという生易しいものではなく、

人格が崩壊しそうな指導が

繰り返されるのです。

先のストーリーはぜひ映画館で(^O^)

この映画を見て、

人の成長や前進への関わり方について

考えさせられました。

極限までやり続けることによって、

初めて破ることができる壁があるとき、

最も大事なことは、

「極限までやる」こと。

極限までやる、という行動それのみが

大切なわけですね。

極限までやることは、

おそらく多くの人にとっては

辛いことであり厳しいことです。

辛くても厳しくても

それでもやる、

その動機は相当強いものである必要があると

思うのです。

そしてその動機は何だってありかも、

と思います。

楽しみ・期待・怒り・恐怖、

一番強い動機は、

”生存を脅かされる”、かもしれません。

一流のミュージシャンになる、

一流のアスリートになる、

このプロセスと、

僕らのようにビジネスの世界で

成功していくためのプロセスは

もちろん違う部分はあるでしょう。

今会社で、成長して欲しいメンバーに

セッションのような指導をしたら?

一発でパワハラ、アウト!!

でもなあ、、と思うんですよ・・・。

相手の成長・成功だけに

完全にコミットし、

どんな関わりもOK、

という約束を交わして

極限まで指導するし、相手もやる。

こんな上司と部下の関係、

先輩と後輩の関係があると、

それはそれで

素敵なのではないか、

こんなことを本気で考えてしまいました・・・。

昨日、シンクロナイズドスイミングで

日本が久しぶりのメダルを獲得!!

井村コーチにまたスポットが

あたることと思います。

1日10数時間の練習、

「着いていけません」と

挫折したメンバーが2名。

世界でのメダルを目指して、

代表チームに選出される選手が

挫折してしまうような練習の日々って

いったいどれくらい凄いのでしょうね?

でもこれで彼女たちが獲得した自信は、

確実に次への力に

なるのではないでしょうか。

僕も、鬼コーチが欲しいなあ~

などと本気で考えましたにひひ

今日も目の前のことに

一所懸命取り組みましょう!!