人と出会って人生を聞かせてもらおう!
初めての方、いろんな方とお会いすることの多い1週間でした!
人とお会いして話を聞く、これが一番の勉強になることを再確認したわけです。
そのうちの1人、会社を経営されているTさんとお会いしてお話しをしたのです。
今のビジネスのことや将来の夢、日常生活のことなどいろんな話を聞きました。
日常のことに話がいき、Tさんはこんなことを話してくれました。
・お母様が要介護状態、認知症でもあること
・毎日お母様のお世話をされていること
・親の介護・家族の世話・会社の問題解決、慌ただしい毎日
・認知症だからとは解っていても、辛い言葉を投げてくること
・Tさんの家族、一緒に面倒見てくれる
・でもお母さんの言動が原因で関係性もギクシャクしている
・他にも言えないようなこともたくさんある
・たまに辛くなる、早く他界しないか・・と思うことも
・一方、苦労ばかりしてきたお母さん、一日でも長生きをと
・お母さんに接する自分の「姿勢」を決めている
・お母さんを絶対的に尊重して信頼して関わる
・日々その姿勢(例えば絶対におこらずにとことん話を聞くなど)を守っている自分かをチェックしている
などなどたくさんのことをお聞きしました。
聞けば聞くほど、大変な毎日を送っているTさんでした。
こういう生活をしている人って世の中に本当はたくさんいるわけですよ。
でもぼくも含めて、当事者じゃない人は、自分をその状況に重ねて考えることって普段はほとんどないわけです。
そしてその人たちがどんなしんどい思いをしながら頑張っているかということも、こうやって聞かない限り、それを思うことはないのですね。
介護も仕事の面倒なこともすべて引き受け、一所懸命に毎日を過ごしているAさん…凄い…これしか出てこないくらいすばらしいです。
自分の心の持ちようをチェックし整えてお母さんと向き合う、一番近い身内に対してまでそこまで…なんとも言葉が出てきません。すばらしい…
Tさんのお話しを聞いて、仕事だけでいっぱい!って思い込みじゃないか??
自分で勝手に「仕事で手一杯」と思い込み、決めつけている、とわかりました!!
ぼくの毎日の他者への「姿勢」の中途半端さも感じました・・・
人と話す時、仕事のことや趣味のこと、家族のこと、そんな話はよくしますよね。
もちろんそれもいいですが、お互いの「人生」を、見えない背景や過去や将来の夢や、そんなことを話していくと、たくさんの気づきがもっと生まれそうですね。
Tさん、ありがとうございました!!