ワクワク前進!研修講師・組織作りコンサルタント 山崎敏史のブログ

人も組織ももっとのびのび、もっと楽しく、もっと幸せに!

消費者として思った。チャンスだらけじゃない??

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昨日夜中のこと、
札幌すすきので酔っ払ったぼくは
家に帰ろうとタクシーに乗りました。

いつも使わせてもらっている、
自宅の近くのタクシー会社の車を見つけ、
これで寝ても大丈夫だ!と。
行き先と道路を告げ、いつものように
あっという間に寝入ってしまったのです。

気づくと、見慣れない風景、
「あっ、ここか〜」
ようやく今走っている場所がわかったのですが、
なぜこんなところを走っているの??と。
メーターを見ると・・・
まだ途中なのに、いつもの家までの金額より
なんと1,000円も高いじゃないですか!!

私:なぜこんなところ走ってるんですか?
乗務員:いや〜お客さん寝てたから〜
私:乗る時に行き先言いましたよね?
乗務員:はっきり聞いてないと思いますよ〜
私:じゃあどこにむかって走ってたんですか?

乗務員:とりあえず行き先に向かいますから、
    着いてから話しましょう。
私:そういう問題じゃないですよね〜!!

自宅前に到着して、ビックリの金額に。。

ぼくは、タクシー会社に電話することを
運転手さんに要求、
運転手さんはそれを拒否。
あとの仕事に響くのですね…

ぼくは自分で電話をして、
会社の人に確認してもらい会社が算出した料金を、
「お釣りはいりません!!」
と言って払ったわけですが…
(そこにも言いたいことはたくさんあるのですが…)

最近、自分が文句やクレームを言う
消費者になったことって
あんまりなかったのですが、
酔ってるもんですから怒りも倍増で、
押さえるのがちょっと大変でした。

なぜあんなに頭にきたのか、
どんな対応があったら頭にこなかったのか、
今朝起きて、考えてみたんです。

乗務員が、
「寝ているあんたが悪い、俺は聞いていない」
と「相手のせい」にしたこと。

いつも選んで乗っている会社に裏切られた感覚。

この2点です。
金の問題では全くないのです。

(もちろん、わざと遠回りして…という悪意前提ではないとしますよ。)

もしも乗務員が客のせいにせず、
「自分のせい」にしたならば・・・
「いや〜お客さん申し訳ないです!私が聞き間違えました。確認しなかった私のせいで、お客さんの時間を無駄にしてしまいました。ほんとにすみません!料金は適正な金額以上いただきませんので〜。」

こうやって最初に対応していたら、
今後この会社の車には乗らない!
ってことにはならないわけですよ。むしろ、
「いやいや問題ないですよ〜かえってすみません。」
となっているわけ。

問題、クレームが生じた時に、
その原因をすぐに自分に持っていって、
この機会をチャンスにする!って決めて、
そして絶対的に相手の気持ちに立ったら、
問題、クレームはむしろ、
相手との関係づくりの大好機なんです!

で思ったのですが、
こんなことって、あっちこっちで起きているはずです。
すすきのから帰るお客さんが一晩に何万人いるでしょう?
そして何人が、きのうのぼくのような
状況になっているんでしょうか?

少なくともぼくは過去にも2度、
ほぼ同じ経験があります。笑

タクシーだけじゃないですよね。
いろんな商売の場面でクレームは起きている。

だとすると、商売をしている人が、
いつも「自己責任」で客に向き合えたら、
チャンスは相当増えるはずなんです!

捉え方、自分のあり方、
これだけでビジネスの状況は変えられる、
可能性はたくさんありますね。

ぼくも今直面する問題、
違う角度から捉えてみます!

頑張りましょう!!