ワクワク前進!研修講師・組織作りコンサルタント 山崎敏史のブログ

人も組織ももっとのびのび、もっと楽しく、もっと幸せに!

Fukushima50 に思い知らされた

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新型コロナウイルスのおかげで
時間がどんどん出来て、
やりたいことやるのは今だ!

大チャンスの山崎です^^;

 

ということで、
久しぶりに映画館へ。

ガラガラだろうなあという
予想は大外れ。
映画館はマスクしたお客さんが
結構いっぱいで、
みんな思うこと一緒なんだ〜、
少し安堵した僕でした。

 

 

さてその「Fukushima50」
賛否がめちゃめちゃ多くて、
特に批判の声が
SNSに多かったかな。

どんなもんかなあと思いながら
行ったわけですが、、


結論、

すべての日本人に見て欲しい!です。

2時間の間、
次の展開に怖さを感じ、
体がこわばり、
じわ〜っと涙が出続ける。

凄かった…


批判のSNSやブログ記事を見ると

「総理」はあんなんじゃかった
悪者vs正義の現場 意図的な構図
原発を推進したい与党の陰謀

まあとにかくいろんな事が
言われてるわけです。

政治的イデオロギー
原発へのスタンス、
正直読むだけ無駄な
投稿ばっかり!

そんなこと持ち込まないで欲しい。
どうでもいい。

そこじゃない。



なぜ涙が出っぱなしだったか?
なぜ体がこわばり続けたのか?


事が起きている、
それも一歩間違えば、
日本の半分が消えるという
未曾有の大事故が
今、この瞬間起きている。

その「現場」で

命をかけている人たち 
がいるということ。

命を差し出す、
という行為があること。


次々起こる
想定を遥かに超える、
歴史上誰も経験したことのない
出来事。

それらに直面し続けても、

職場を守る、
みんなを守る、
地域を守る、
日本を守る、

そこに
自分の命を持ち出している
人たちのあり方。


あと少しで致死量という
放射線量の中、
現場に突っ込む人たちと
彼らを送り出す人たち。
彼らのあり方といったら…


大惨事にはなったけど、
東日本は守られた。

命を差し出した
現場の人たちの勇気と行動が
守ってくれたのです。

彼らが命を投げ出してくれたから
9年後僕らはこうしていられる。

頭が下がる思いと同時に
感謝がわいてきました。



「現場」

いつも問題に直面し、
それらを解決し未来をつくるのは
現場の人たち。

これはどんなところも
そうなんじゃない?


パンデミックの中、
みんなの命を守ることに
奮闘してくれているのは
医療機関の人たちです。

世界の医療機関は、
ある意味
9年前と同じ状況かも。

常時感染の危機に立っている、
自分の命を持ち出している、

だから僕らは守られている。


経営の現場だってそう。

顧客と向き合う、
いい商品を作ろうとする、

そこで格闘する現場が
会社の土台をなしています。


上から目線で「評価」
するんじゃなくて、
現場の壮絶さを想像しようよ。

そしてみんなの現場を
尊重しようよ。

そこに自分が持ち出せること
考えてやろうよ。


会社も地域も世の中も一緒。


そんな風になっていけば、
コロナ後の世の中だって
絶対良くしていけますって。


頑張りましょう!