ワクワク前進!研修講師・組織作りコンサルタント 山崎敏史のブログ

人も組織ももっとのびのび、もっと楽しく、もっと幸せに!

聞け、話すな

こんにちは。山﨑です。

いきなりですが、「聞け、話すな」、

ピーター・F・ドラッカーの言葉です。

部下を持つマネジャーへの言葉。

仕事の目的でもやり方でも

他者と何かを共有するときに、

一番重視すること、と私は捉えています。

「人は自分の聞きたいことを聞く」

この言葉、みなさんはいかがでしょうか?

ドラッカーが指摘するように、

コミュニケーションは、すべて相手が起点、

相手と同じところに立つことなしに、

「共有」はできない、

よって、チームは機能しない、

ということになります。

相手と同じところに立っていない限り

「話す」ことに価値なし、なんですね。

いろんな会社にお邪魔して、

社員の方に話をお聞きすると、

「上司が話しを聞いてくれない」ということがあります。

なるほど、私も同じことを過去何度も感じました。

そして、こう感じている人が、

わかっておいた方がいいことは、

「上司もあなたに対して同じように思っています。

部下に話が伝わらない、と。」

ということです。

実はお互いが同じことを感じているのです。

とってももったいないことです。

もうひとつ。

「社員ときちんと話さなければとは思っているよ。

でもね、聞いてるとまどろっこしくてね~・・」

ある経営者が言ってました。

忙しい、時間がない、

自分にもやるべきことが・・・

じゃあどうしましょうか??

・何が大事ですか?

・なにを作り出したいですか?

・私にとって社員とは?

僕たちはいつもこの質問を自分にしながら

「聞け、話すな」をつぶやき続ける

必要がありそうですね!

頑張りましょう!!