ワクワク前進!研修講師・組織作りコンサルタント 山崎敏史のブログ

人も組織ももっとのびのび、もっと楽しく、もっと幸せに!

存在の承認

みなさん、こんにちは。

いいお休み過ごされてますか?

今日は仕事の前に、いつもの床屋さんに直行しました。

あきらかに「新人」と思われる初々しい従業員がいました。

動きがどうもぎこちないのですが、できることを

一所懸命探して頑張っていて、とても微笑ましいのです。

その彼が、私の座っている横に来て、

「自己紹介させてください!新人の〇〇です!

よろしくお願いします!!」と大きな声で、

いきなりの自己紹介。ビックリしました。

終わると隣に移動して、また「新人の〇〇です!」と。

そうやってお客様1人1人に挨拶をしていました。

そしてしばらくして、彼は再び私のところにやってきて

「新人の〇〇です!」と。

「〇〇くん2回目だよっ」と突っ込むと。

照れ笑い。。。

緊張しながら頑張ってるのね、とさらに微笑ましくなりました。

それもあって、彼はお客さんや他のスタッフから

終始いじられっぱなし。

その都度照れ笑いしながら、また仕事を探して

うろうろしていました。

ふとバックヤードを見ると、そんな彼が、先輩従業員から、

次から次へと指導を受けているのです。

入社して早々まだできる仕事もそんなにはなく、

日々教えられ指導され、もちろんミスしては叱られ、

楽な日々ではないことでしょう。

でも、その「場」には、彼に対する「存在の承認」が

確実にありました。

新人が定着し、しっかりと育っていくベースは、

この存在の承認だ!と思いました。

お客さんから「ありがとう」と言われ、

お客さんやスタッフからいい意味でいじられ、

帰るお客さんからは「頑張ってな!」と言われる。

こんな一日を終えた彼の中には、

きっと「今日もよかった」という感覚が残るのでは

ないでしょうか。

マズローの「所属と愛の欲求」ですね。

HAIR GALLERY さん、

このお店、本当に明るくて楽しい、

そしてスタッフの気遣いもすばらしいです。

新人の自己紹介も仕組み化されているものと推測します。

いつも勉強させてもらってます。

自分に当てはめてみると、うちのスタッフは

存在が承認されていると感じているだろうか?

そういうコミュニケーションを私は最近しているだろうか?

反省です!!

存在の承認のある場作り、

あらゆる場面で心がけたいですね。

読んでいただきありがとうございました。