ワクワク前進!研修講師・組織作りコンサルタント 山崎敏史のブログ

人も組織ももっとのびのび、もっと楽しく、もっと幸せに!

伝わること、伝わらないこと

こんにちは。

午前、とある社長と打ち合わせを

して思ったことです。

相手がこちらの話に、

「従って動く」のではなく、

「共感して動く」のはどんな時か?

その社長は、

社員の成長を願って

朝一から新入社員の研修を

自らやられていました。

自分のこれまでの仕事人生、

会社の歴史をまさに

伝えていたところだったそうです。

社員の成長のための

人事制度、研修などについて

打ち合わせを終えたあと、

スタッフ一人ひとりが、

「会社を代表する者」として

顧客と接し、堂々とサービスを

説明し営業ができるようになるには・・・?

という先方の社長の課題を考えていた

時でした。

自分に当てはめて考えてみたのです。

自分がワクワクして

話をすることができるのは、

そして話が相手にきちんと伝わるのは

どんな時か?

明確なことがひとつ。

自分が心からそのことを信じている

その信じ込みの度合が

強ければ強いほど、

相手はきちんと受け取ってくれて、

受け入れてくれる可能性が高い。

ということです。

頭で理解したことを伝えることと、

心に落ちたことを伝えること、

全然違いますよね。

心から感動した映画や本は

どうしても人に教えたくなります!

おんなじことですね。

人に動いてもらう、

そのために話をする時には、

自分の腹への落ち方、

の確認が必須です。

自分はなんのためにそれをやるのか、

そこの明確さが、一番大切、

ということですね。

1963年、キング牧師のワシントン大行進、

I Have a Dream」。

「人種差別をなくすために◯◯をしよう!」

とはキング牧師は一言も言っていません。

ただ、

「実現すると信じている未来」

を語っただけなんです。

25万人が心を震わせ、

そして、その3分の1は、

白人だったそうです。

4月です。

自分の思いを明確にして、

どんどん進んでいきましょう!!