ワクワク前進!研修講師・組織作りコンサルタント 山崎敏史のブログ

人も組織ももっとのびのび、もっと楽しく、もっと幸せに!

相手のイメージが変わる時

こんにちは。山崎です。

今日は午後の大学の授業後、夕方から

福祉業界の会社でリーダー職研修を

やらせていただきました。

今日の研修、6ヵ月連続の最終回でした。

いつも仕事を終了してから、

みなさん集まってくださいました。

朝からハードな仕事を1日やり遂げ、

それが終わって研修ですから、

みなさん大変だったろうなあと思います。

そんな中でも毎回しっかりと、研修に臨まれる

みなさんのあり方を見て、少しでもお役に立てるように!

と、僕も毎回気合が入りました。

みなさん、ありがとうございました!

今日お伝えしたかったことのひとつに、

自分と他者(相手)の関係において、

「相手のイメージは、相手の言動によって決まるもの

ではなく、自分がどんなところからその相手を

見ているか、で決まる」ということがありました。

みなさんはこれ、どう思います?

考えてみれば当たり前なのですが、

その当たり前のことを意識することなく、

私たちは日々生きて、人と関わりを持っています。

人は、相手が自分のことをどう思っているか、

ということを感じて、そのことに反応をしている。

何を言ったか、ではなく、その人の自分に対する

心のあり様をみて、反応を決めている、

ということです。

簡単に言うと、

Aさんが私に対して出す反応は、

私がAさんのことをどう思っているか、

ということをAさんが瞬時に感じ取って、

その結果として私に対して反応を出す、ということ。

これ、すごくパワーのある考え方だと思うんです。

相手から自分がどう見られているかは、

自分が相手をどう見ているかで決まるのですから。

誰かと関係して何かの結果を創り出したい時、

そのすべてのパワーを自分が持っている!

ということなのですから。

昔、同僚だったTさんから相談された時の

ことを思い出しました。

Tさんは一緒に仕事をするMさんと、

いい関係が作れずにいました。

そのTさんから相談を受けたのです。

「Mさんといい関係を作りたいので、

Mさんといろんな話をしました。

ところが一向に上手くいきません・・・」

理由は傍目にはっきりしていました。

Tさんは、自分がMさんに関心を持っていることを

Mさんにわからせたかっただけであり、

それは自分を親切ないい人に見て欲しかった、

ということ。

本当にMさんに関心を寄せていたわけではないから、

なのでした。

今日、最終日を迎えた研修。

最初は、みなさん、きちんと参加していただけて

いるのだろうか?と見えたことがありました。

回を追うごとに、僕の、参加者のみなさんの

イメージがどんどん変わっていきました。

このみなさんのお役に立ちたい、という思いが

強くなりました。

なにを伝えるか、届けるか、ではない!

どういうあり方で参加者と向き合うかだ!

ということを、強く強く感じさせていただいた

6回の研修でした。

みなさん、ありがとうございました!!

これからも元気に、楽しく仕事をされてください!

今日も読んでいただき、ありがとうございました。